多頭飼いを始めるときに知ってほしい3つのこと

 我が家は2匹の猫を飼っています。兄弟猫とかではなく、あとから保護猫を新たに引き取って飼っています。

手前の白黒くんは現在実家で暮らしています

 私を含め、猫が大好きな方は「猫に囲まれて暮らしたい…!」と思うでしょう。

 もちろん猫が家に沢山いるのは賑やかですし、かわるがわる甘えてくれるともう至高の一言なのですが、だからこそ知っていてほしい3つのことがあります。

 これから多頭飼いを始めたいという方はぜひ参考にしてくださいね。

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目次

必ずしも相性がいいとは限らない

 もともと猫は群れでの生活をしない動物です。生まれた時から一緒にいるなどは別ですが、子猫どうしとはいえ必ずしも仲良くなるとは限りません。

 猫の性格はもちろん猫それぞれです。とくに一方がもう一方にしつこくちょっかいをかける、喧嘩を仕掛けるなどやんちゃな子の場合は気をつけた方がよいです。

筆者

うちもオス猫がやんちゃで、今は落ち着いていますが先住のメス猫は手を焼いていたように思います。

 以下の組み合わせは比較的相性が良いといわれています。

  • オス×メス
  • 子猫どうし(遅くても2歳前後)

 とはいえ全ての猫が当てはまるわけではないので、あくまでも参考程度にしてくださいね。

必ず去勢・避妊手術を済ませておく

 とくにオス猫とメス猫を一緒に飼う場合は必須です。

 猫は繁殖能力がとても高く、早いと生後半年から一度に3~5匹の子どもを産みます。

うちの子たちも新入り猫は兄弟です

 またきょうだいどうしでも繁殖を行うことができます(可能とだけ言っておきます。人間と同じく、遺伝子的に全然大丈夫という訳ではないと思います)。

筆者

近年話題の多頭飼育崩壊はこれが理由で起こるのです…

 また、多頭飼いするしないに関わらず室内飼いであれば手術することをオススメします。相手のいない発情期は猫にとっても苦しくストレスになるからです。

 とくにオス猫の場合は「スプレー行為」といって、自分の縄張りを示すためにニオイの強いオシッコをしますから、部屋中のニオイが大変なことになります。

 またメス猫の場合は避妊ももちろんですが、病気を防止するという観点でも手術は有効です。卵管など繁殖器官の病気で命を落とす子も少なくありません。

 オス猫・メス猫どちらの場合も生後半年ごろから手術が可能です。発情期が始まる前に手術を行った方が猫のためにもなりますので、検討してみてくださいね。

先住猫をかわいがってあげること

 新しい猫を迎えると、飼い主の意識はそちらへ向きがちですが、先住猫のことを新入りより可愛がってあげることがとても重要です。

 人間の場合も、「弟や妹ばかり可愛がってもらってる」ときょうだいに対して思ったことはありませんか?

 猫も同じで、新入りばかり可愛がっていると先住に悪印象を与えてなかなか仲良くならなかったり、ストレスで体調を崩してしまうこともあります。

 ごはんやおやつをあげる時は必ず先住猫からあげるようにし、可能な限りは先住猫を優先してあげましょう。

筆者

2匹が仲良くなったら平等に可愛がってあげてくださいね!

それでも多頭飼いをしてよかった

 「3つじゃないやん」と思ったあなた、正解です。

 色々書いてきましたが、それでもやっぱり多頭飼いってとても幸せなんです。

筆者

少なくとも私にとっては、ですけどね

 幸いにもうちの子たちはベッタリ仲良し、という訳ではないですがうまくやっているようで、互いに毛づくろいをしたりちょっかいをかけあったりしています。

 仲良く長生きしてね。

まとめ

この記事をまとめると
  • 多頭飼いしても必ず仲良くなるとは限らない
  • 必ず去勢・避妊手術をすませておく。病気予防にも効果的
  • 先住猫を優先してあげる
  • やっぱり可愛い

 多頭飼いをして、ごはん代や治療費は倍になりましたがそれでも後悔はしていませんし、2匹がいない生活は考えられませんね。

 長生きしてもらうためにも、早めにペット保険への加入を考えています。

 動物病院にかかった場合、ペットの医療費はすべて自己負担です。

 我が家の猫が尿結石になった際、週一回の尿検査と薬代で2ヶ月で20,000円ほどかかりました。

筆者

しょうがないことですが、けっこう痛い出費…

 このような場合に備えて「ペット保険」に加入することができます。

 ワクチン接種や去勢・避妊手術などは支払い対象ではありませんが、突発的にかかる医療費の自己負担額を抑えることができます。

 人間の医療保険と同じように病気や既往歴があると加入しづらくなるので、若くて健康なうちに加入するのがオススメです。

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